本気の体験

初めてのレコーディングスタジオにテンションが上がる。

 

部屋に入って、マイクの前にたった途端、頭が真っ白になる。

 

第一声をどう出したら良いか困る。

 

残念なことに、声を出し始めても緊張が止むことはなかった。

 

声がいつもより高めで、震えて、息が浅かったのを覚えている。

部屋のせいで、響き方がいつもと違くて歌いづらい。

 

なにより、自分の手がこんなにも震えることがあるのかというほどに自分が緊張やら興奮やらしていたことだ。

歌いながら手の震えが止まって欲しいと願って焦るほど震えは大きくなった。

プルプルとはいえないほど、ガクガクグラグラに震え、少し怖かった。

歌詞スタンドに手をかけ強制的に震えを制する。

 

それと同時に、歌は止まった。

 

本気の経験はとても楽しいことだ。

自分がまだこんなにも乱されることがあるなんて。

現実の人生もとても楽しいと感じた。

 

「やる」か「やらないか」の葛藤

べつに強制されてる訳じゃない。

行かない選択肢もある。

じゃあなにで迷ってるの?

 

前のウェブCM撮影の時のような、泣きながらバスに乗った時みたいな、もう撮影であんな思いしたくない。あれは悔し涙だった。もう2度と撮影なんかいくもんかって思った。

 

このまま行かなかったら負けみたいで、意地になってきている。

 

●行くメリット:分からん。行かないよりかは何かは得られる。それが今後に生きるかは知らんけどやったことない経験はできる。

●行くデメリット:金なくなる、ストレス、色々問題ごと、不安、相談案件がでてくる、モチベない、別にやりたくも楽しくもない。普通に行きたくない。嫌な予感しかしない。

 

●行かないメリット:心の平安が保たれる。金減らずにすむ。

●行かないデメリット:誰かが楽しかったとかって言ってきた場合、ひねくれる気がする。関係ないしって自分に言い聞かせる自信ある。経験を逃す。機会を無視する。自慢できなくなる。気まずくなる。ちょっと自信無くす。逃げた解釈できる。

 

やる、やらないで迷った時は、やった方がいい。

「やらなければ良かった」ってなった試しがない。

やらないで後悔することばかり。

やって後悔したことはない。

 

参加したことに意味がある。

もし、態度を批判されようとも、来ただけ偉いと思え。人手を上手く扱ってみろ。

そんな態度なら、何のために来たの?

と言われたら、「見学です!」と自信もって言えるくらい強気に行け!

 

「別に行ってやりたいこともないけども、行かなかったら後悔しそうだから来ただけです」って‼️

 

でも、時には捨てることも大事。

金は本当に無いわけだし。

撮影に興味ないと分かっているのに行く意味ないよね。

 

上手くできないうちは楽しめないでしょ?

自分の思う通りに出来るようになったら楽しいよね。

その成長する過程すらも楽しめたらいいね。

 

こんな迷ってる時点で、やった方がいいに決まってる。

 

別に死ぬわけじゃ無い。

本当に行きたく無い時は迷わず切ってる。

 

前々回は2日間だったし。前回も2日連続だったし。そう考えたら、今回は1日踏ん張ればいける。その1日に、どれだけ恐怖しているか。

その恐怖に打ち勝てたら、自分を褒め称えよう。

乗り切るぞ。

 

「恐怖」している時、その恐怖に打ち勝つ権利を持っているのは自分だけ。

 

 でも別に、撮影の道じゃないなら、やらなくてもいいのよ?じゃあ何やるん?って話になってくるんだけどね。うーん。

他にも初めての人いるから大丈夫なはずなんだけどね。ストレスはめっちゃかかるだろうな。でもそのストレスを乗り越えたら、もっと強い人間になれるよ。10月はもうそれだけでもういいよ。お金かけて得たチャンスを自ら放棄するようなもの。

「私が買ったのは、これなんだ」ってのが分かるだけ。

 

行くしかない。どれだけグチグチ行ってても、行ったら偉いよ。

 

ここまで来たら、考えない方が得。

めっちゃ行きたく無いけど。

「もうどうにでもなれ」

「きっとどうにかなるさ」

「手放す練習」📖レビュー

今日は、ミニマリストしぶさんの、「手放す練習」という本を読みました。

 

最近、好きなモノにお金を使うことに喜びを感じていた私でしたが、「生産者」からかけ離れていただけだったのだと感じました。

 

思ったこと、響いた内容はこんな感じ。

 

・情報過多な世界

・いつでも引っ越し出来る状況が大事

・幸せは引き算でつくる

・選択肢を絞る

・手放しても、必要な物は戻ってくる

・選択肢が少ないからクリエイティブ

・所有コストが大きいものから捨て、持たないコストが大きいモノは残す

・「お金」を生み出す仕事道具や書籍、「時間」を生み出す時短アイテム、「楽しみ」を生み出す、趣味のアイテムや娯楽品・芸術品を残す

サステナブル=循環を意識。長く続けられるか?ハードルを上げてやらないよりも、下げて下げて下手でも365日続けよう。

・インプット多すぎ。インプットとセットでアウトプットの習慣つけよう。

・生産するための消費と捉えよう。

・余白を作ろう。

・消費に喜びを感じたところで、どっかの会社のマーケティングだ。

・好きなことにお金を使って、それをアウトプットすることでお金が入ってくる。これこそ、「好きなことで生きていく」ってこと。

 

ふと、星の王子さまの、「大切なもの目には見えない」という言葉を思い出した。

この世界はどうやら作り物の世界らしい。

消費者で居続ける私は、「傍観者」か。

作る側に回らないと、この世界を楽しめない気がした。

 

創造することの楽しみを知ろう。創造するために消費しよう。

 

物はいずれなくなる。けれど、経験は一生残る。

 

「服捨てよう!」「デビットカード作ろう!」「メルカリやろう!」「スマホのアプリ整理しよう!」と思いました。

 

ぜひ読んでみてくださいね〜